ツバメの子育て Vol.2

「巣立ち」の現実

■7月30日 ヒナは大きな口を開けてエサをもらうようにアピール!
親鳥が巣に近づくとこの行動をとります。見ているのか、聞いているのか不思議です。

■同日 前回の投稿の7月20日と比べると、本当にヒナは大きくなりました。

■8月1日 飛ぶ練習を始めたヒナに、心配していたアクシデントが‥‥。
ヒナ5羽のうち、1羽が巣から転落。下にいた猫にくわえて連れ去られました。私も近くにいましたが、あっという間の出来事になすすべもなかったです。
自然の摂理で、弱いものは生き残れない。5羽の巣立ちが成功したとしても、生きていくのは厳しいものです。わかっていても、かわいそうでした。

うちの近くの家でも、孵化したヒナが続けて2度アオダイショウに食べられました。夜、玄関の上にあった巣に垂直に登って侵入したようです。
アオダイショウの身になれば(あんまりその身にはならないけど‥)、生きるためです。

翌日、もう1羽が同じ被害に遭いました。残りは3羽。ツバメの親の気持ち通り、無事巣立てよ!の心持ちです。

■8月3日 巣立ち間近。体の大きさと、飛行技術?以外はすっかり親ツバメと見間違うばかり。我が子を見るような気持ちになりました。

■8月4日 いよいよ巣立ちの日がやってきました。昨日まで巣に戻ったり、飛んで行ったりの繰り返しでしたが、今日は戻って来ない様子。
家族一同、嬉しく、さびしい日となりました。1ヶ月近く見守ってきたツバメの親子。また来年おいで!とエールを送ったのでした。