北海道で竹を使った流しそうめんをやりたい! Vol.3

8月21日、北海道札幌で流しそうめん大会が無事決行されましたー!

8月14日、北海道から宮城県丸森町までやって来た若者2人。自分達で切り出した竹を使って北海道で流しそうめんをやりたい!! その気持ちを応援すべくやしまやは竹を提供。8月21日に札幌市で行われた流しそうめん。好天の下で行われたと報告がありました。さて、結果はいかに?
切り出しの様子はこちらこちらです。

主催したのはこの若者4人

お盆休み近辺は天候が悪く、寒い日が続いていました。8月21日の流しそうめん決行日の天候と気温が気になっていました。「無事大成功に終わりました! 天候は快晴、気温は29度でした!」と報告があった時、自分の事のように嬉しかったです。彼らの思いが叶った事、そしてうちの竹が津軽海峡を渡り、流しそうめん大会の役に立った事。感無量です。

流しそうめん成功の秘訣は竹の傾斜角度おと水量です

細かいようですが、長いそうめん成功の秘訣。
1、竹の傾斜角度
2、水量
3、節の加工
竹の傾斜角度と水量は相互に関係します。傾斜角度が急になればなるほど、水量が多くなるほどそうめんの流れる速度は速くなります。最初にその調整が必要です。水源を水道にすると水量の調整が楽ですが、無い場合は以下の写真のように手動になりますが、それすら楽しみになります。

節の加工は、どちらかと言うと「裏技的」ではありますが、大切な情報です。ここだけの話にしてくださいね。流しそうめんの竹の加工をする際、当然竹の節を取り除く事になります。その時、「丁寧に取り除かず、少し残す」のが肝心です。なぜ? キレイに取り除いた方が良いのでは? とお思いでしょう。
少し残すメリットは、1、流れを遅くでき、そうめんをゲットしやすい。2、水が流れる時に涼しげな音がする。節を少し残す事により流れが悪くなるのでこのメリットが生まれます。

水の調整は手動です
一列に並んでの流しそうめん。これが醍醐味。

長いそうめんに参加する際のお約束。右利きの方は、水が流れる川上に向かって箸を使える位置に立つ事です。理由はそうめんをゲットしやすいからです。具体的には、写真の皆さんは左利きだとうまくそうめんをゲットできます。川下に向かって箸を動かしても、そうめんはゲットできません。

この笑顔が見たかったんだね。その気持ちわかる〜。

北海道札幌市での長いそうめん。実現出来ておめでとうございます。その笑顔、嬉しいよ〜!!
当日は親子連れの参加者も多く、終始歓声が響いていた様子。動画も送ってもらいました。流しそうめんは初めて、しかも本物の竹、それも若者2人が宮城県丸森町まで切り出しに来ました。イベントは大成功、クラウドファンディングも達成し、おめでとうございます!!
北海道と丸森町の関係が深く、長く続くようにお互い頑張りましょう!!