懐かしの中高生時代のラジオ番組 Vol.3
ラジカセ、ステレオ、カセットテープの日々
中高生時代の音楽ソースを振り返ると、レコード、ラジオくらいしかありませんでした。レコードは価格のせいでおいそれと買うことができず、もっぱら高音質のFM放送の録音にいそしんでいました。当時民法FM局はほとんど無く、NHK局を聞いていました。
その中でも録音頻度が高かった番組ベスト3
1、ひるの歌謡曲
2、夕べのひと時
3、リクエストアワー
でしょうか。
1、ひるの歌謡曲は、12時15分から13時までの45分番組。90分のカセットテープの片面にちょうど収まる番組でした。ニューミュージックの番組の時は毎回録音。FM雑誌には曲名もきちんと載るので、それを見ながらエアチェックの予定を立てるのが好きでした。週間FMとFMステーションを購読していました。
2、夕べのひと時は、夕方18時からの1時間番組。NHKの各放送局のオリジナル番組で、曜日によって音楽のジャンルが違っていたような?
3、リクエストアワーは土曜日の15時代から18時までの番組。こちらは福島局を聞いていました。当時仙台局ではさとう宗幸さんがパーソナリティーをつとめていたとか? 数少ない高音質の音楽ソースでした。
音楽曲録音のスタンバイ時、緊張した右指はポーズボタンへ。ナレーションの終わりのタイミングを読んで録音スタート。「あっ! ナレーションが曲の前に入ってしまった!」なんて事はよくある事。カセットデッキも1台しかなく、ダビングしてナレーションをカットすることもできず。なおかつ「音質命!」のオーディオ小僧にとってダビングはご法度でした。
レコードからCDへ、そして音楽は配信へと様変わりしました。私はオープンリールは持っていませんでしたが、カセットテープ、レコード、MD、CD、そして配信とその全てを知っている世代として、幸せだと思います。