阿武隈川四方山話(よもやまばなし)Vol.2

「滝」や「巻き」の続き編

前回の「滝」の件について、新しく名前がわかったものがありますので、紹介します。
・金滝 (きんたき)
・大巻滝 (おおまきだき)
・げんべぇ滝 (げんべぇだき)
の3つです。

「巻」は
・岡巻 (おかまき)
・大巻 (おおまき)
・げんべぇ巻 (げんべぇまき)
の3つです。
「げんべぇ」さん? 気になりますね。誰なんでしょうか? 人ですよね? 疑問は残ります。

いなか道の駅やしまやのある地区は「八巻」と呼べれ、近くに「巻」が八つあるからと聞きました。その八つについては追って調べてみます。


国道349号線にある橋。下に流れるのは、芦沢川

八巻会の出現!?

阿武隈川に注ぐ支流、芦沢川(あしざわがわ)。それにかかる橋が「八巻橋」。やしまやの元店舗、現在のガソリンスタンド前にある橋です。そこで起こった出来事です。

あれは15年ほど前でしょうか。マイクロバスが八巻橋付近に停車。どやどやどやと、バスから20名ほどの人が降りてきて、橋のらんかんのところに並んで記念写真を撮り始めました。不思議に思って理由を尋ねると、「全国の八巻姓の人たちで『八巻会』を組織している。今回はこちらに『八巻橋』があるのを調べ、みんなで記念写真を撮りに来た。」との事。「八巻会」の存在にも驚きましたが、その行動力にもびっくりしました。

「八巻」の地名の由来は、側の川に八つの「巻」があったたからと言われています。
その「八巻」には「八巻橋」があり、ある時、マイクとバスが停まり、降りてきて記念撮影を始めました。それは一体何者?
標識もだいぶ傷んできました。

おまけで白鳥も入れてみました。過去の記事はこちらです。